Herb Tea

2016年11月

ローズヒップ

ローズヒップ

英名:Rosehip/
学名:Rrosa canina
使用部位:偽果
科名:バラ科
主要成分:ビタミンC、ペクチン、果実酸、
カロテノイド(リコピン、βカロテン)、ビタミンE他

南米チリが原産でほんのりピンク色に色付くスッキリした味わいのハーブティー。ドッグローズ(野ばら)の花が咲き終わった後の実がローズヒップです。

「ビタミンの爆弾」と呼ばれるほどに豊富なビタミン、ミネラルを含みます。
現在のように物資が豊かではなかった時代、イギリスで飢餓が広まった時に、食料不足を補うためにローズヒップをビタミン補給食材として利用していたそうです。

ローズヒップに含まれるビタミンCは、高い抗酸化力で活性酸素を除去して老化防止に、免疫力を高めて風邪予防に、ホルモンバランスの調整に、便秘解消に効果的です。
リコピンはコラーゲン生成やメラニンを生育するチロシナーゼの働きの抑制を助けます。美肌に欠かせない女性には嬉しい効果が期待できます。

朝晩、急に気温が下がり、体調のコントロールが難しい季節です。冬を迎える前に病気に負けない身体づくりのサポートの一杯におすすめです。
抽出後のローズヒップの実に蜂蜜をかけて召し上がっても美味ですよ。

ただし、ビタミンCを過剰に摂取すると便が柔らかくなり過ぎてしまうため、下痢につながる恐れもあります。ご注意ください。

天現寺カフェのオリジナルブレンドNo.1(エイジングケア)にもローズヒップをブレンドしています。

おすすめのブレンド

ハイビスカス、ローズ

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

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