Herb Tea

2016年7月

レモングラス

レモングラス

英名:Lemon grass/学名:Cymbopogon citratus
使用部位:葉、茎
科名:イネ科
主要成分:精油(シトラール、ゲラニオール他)、
フラボノイド

イネ科の多年草。タイ料理のトムヤムクンなど東南アジア料理では欠かせないお馴染のハーブです。
レモンと同じ香り成分(シトラール)を含有しているため、レモンのような爽やかな香りが特徴です。
インドを原産とし、東南アジアに広く分布しています。
レモングラスの持つ抗菌、殺菌作用から熱病や感染症に古くから用いられ、インドでは数千年前から栽培を始め、 伝統医学のアーユルヴェーダでは母乳の出をよくするハーブとして重宝されています。

レモングラスは、腹痛、下痢などの緩和、胃もたれ・食べ過ぎなどの消化促進、風邪予防、水虫の治療、虫除けなどにも効果があります。

暑い夏、食中毒や夏バテ予防に食後のティーとしておすすめです。
ススキによく似たレモングラスは草丈が1~2mにもなります。高温多湿、光を好み、夏以降が旬となります。
もしこの季節に生のレモングラスが手に入るようでしたら、是非フレッシュティーやお料理に使って、その香りを楽しんでみてください。
乾燥させたドライハーブのレモングラスでしたら1年を通して手軽に利用できます。

温かいハーブティーで立ち昇る香りを吸い込んでリラックス&体調管理。
緑茶とブレンドして抽出後、冷やして食後のティーにしてもいいですね。夏向きのティーです。

※レモングラスは妊娠中の方のご使用はお控えください。

おすすめのブレンド

緑茶

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

今月のハーブティーに戻る