Herb Tea

2016年5月

ペパーミント

ペパーミント

英名:Pappermint/学名:Mentha piperita
使用部位:葉、茎
科名:シソ科
主要成分:精油(ℓ-メントール他)、フラボノイド、
タンニン、フェノール酸

シソ科の多年草。スーッと清涼感のある香りが特徴で馴染みのあるハーブです。
鎮痛作用があるため、頭痛、筋肉痛などの痛みの緩和の他、食べ過ぎ、飲み過ぎなど胃の働きや消化を助け、腹痛や胸やけ、胃痙攣などのトラブルも緩和してくれます。
殺菌作用で喉の痛みを、血管拡張作用で鼻詰まりの解消、乗り物酔い、吐き気防止…
様々なシーンでサポートしてくれます。

5月は新緑の季節でフレッシュハーブの露地物が出回ります。お庭やキッチンで育てるハーブも勢いよく葉が伸び始めるころです。
手に入りやすく、保存のしやすいドライハーブがおすすめですが、この季節ならではの香り高いフレッシュハーブティーを是非お楽しみいただきたいと思います。

フレッシュハーブティーの淹れ方をご紹介します。
ポットに半分くらいたっぷりのフレッシュハーブを入れましょう。
沸騰して一呼吸置いたお湯を注ぎ入れ、蓋をして3分間抽出して下さい。
この時ガラスのポットがあるといいですね。ハーブのグリーンが色鮮やかで、目からもリラックス効果を得られます。
カップにティーを注ぎ入れたら、立ち昇る爽やかな香りをまず十分に吸い込んでみてください。香り成分でまずは気持ちをクールダウン。そして元気になれるティーです。
飲みにくさを感じる場合はティースプーン1杯ほどの紅茶を加えて抽出し、砂糖を加えてみて下さい。

※ペパーミントのエッセンシャルオイル(精油)は刺激が強いため、妊娠中、授乳中の方、乳幼児のご使用はお控えください。

おすすめのブレンド

レモングラス、レモンバーヴェナ

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

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