Herb Tea

2015年9月

マテ

マテ

英名:Paraguay tea/学名:Ilex Paraguayensis
使用部位:葉/科名:モチノキ科
主要成分:カフェイン、ビタミンB₂、B₆、C、ミネラル(鉄、カルシウム、カリウム…)

南米アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル原産のモチノキ科の常緑高木。
西洋のコーヒー、東洋の茶(紅茶)と並んで世界三大飲料の一つに数えられ「飲むサラダ」と言われるほどに豊富なビタミン、ミネラル、食物繊維を含んでいます。
肉食中心、特に牛肉の消費量の多い南米において、マテ茶を飲むことは慢性的な野菜不足を補い、バランスのよい食生活を保っているようです。

マテ茶には製造方法の違いでグリーンとブラックの2種類があります。
葉を乾燥させたグリーンは爽やかなスッキリとした口当たり。
葉を焙煎させたブラックは香ばしく飲みやすい味わいです。

“mate”の語源は先住民のケチュア語「mate=ひょうたん」に由来しています。
これはマテを飲む時に「ひょうたん」で作られた容器に入れてボンビージャという先端に茶漉しのついた金属製のストローで飲む習慣からきているようです。
南米では同じ容器でマテ茶を回し飲みし、コミュニケーションを深める飲み方もあるようです。

さらに、抗酸化作用の高いポリフェノールの一種「フラボノイド」も緑茶やワインよりも多く含まれ、心身の老化防止にも効果的です。
暑い夏のお疲れ様のカラダを癒し、ほぐしてくれます。

天現寺カフェのオリジナルブレンドNo.2(カラダスッキリケア)にもマテをブレンドしています。


注:マテにはカフェインが含まれています。妊娠中、授乳中、乳幼児の飲用はお控え下さい。
  また長期間、及び大量摂取もお控え下さい。

おすすめのブレンド

マテ、ペパーミント

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

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