Herb Tea

2015年8月

ハイビスカス

ハイビスカス

英名:Hibiscus/学名:Hibiscus Sabdariffa
使用部位:花弁/科名:アオイ科
主要成分:クエン酸、リンゴ酸、ビタミンC、ポリフェノール他

夏~秋にかけて真っ赤な大輪の花を咲かせるハイビスカス。ハワイを象徴する花です。
和名ではブッソウゲ(仏桑花/扶桑花)と呼ばれる熱帯性の低木で、園芸種だけでも5000種を超える品種があるといわれています。ティーに使用されるハイビスカスはローゼル種です。
赤いルビー色のティーは見た目にも活力を与えてくれ、酸味のある爽やかな味わいです。
  ハイビスカスの語源はエジプトの美の女神hibis(ヒビス)とギリシャ語のisko(似ている)が由来しているそうです。「女神ヒビスのように美しい花」の意味を持つと言われています。
美人で有名なクレオパトラもその美貌と若さを保つためにハイビスカスティーを愛飲していたそうです。1964年開催の東京オリンピックではマラソン金メダリストのアベベ選手がスポーツドリンクとしてハイビスカスティーを飲んでいだことでも有名です。
抗酸化作用による美肌効果に加え、クエン酸などの働きで、疲労回復や新陳代謝アップにも効果的です。利尿作用、緩下作用にも優れており、むくみの解消に。
胃の調子を整えて消化を促進し、夏バテによる欲不振にも効果があります。
味わい、効果ともにまさに夏向きのティー。夏バテのカラダを労わってくれます。

天現寺カフェのオリジナルブレンドNo.1(エイジングケア)にもハイビスカスをブレンドしています。

おすすめのブレンド

ハイビスカス、ローズヒップ

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

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