「ニッキ」「桂皮」とも呼ばれるシナモンは、世界最古のスパイスとしてミイラの防腐剤や抗菌剤として用いられてきました。 日本には奈良時代8世紀に「漢方薬」として伝来、正倉院の宝物リストに記載があります。シナモンロールやアップルパイ、カプチーノなどお料理のアクセント、香り付けとしてもお馴染みのハーブ（スパイス）です。

血管を拡張させて血流を改善して血液をサラサラに、冷え性も解消してくれ、肌のターンオーバーも促してくれます。

香り（精油）は気分を高揚させ、やる気が出ない時や気持ちの落ち込みのある時に、集中力やモチベーションを高めて精神的な強さを与えてくれます。

その他水分の排泄を促し、むくみを改善してくれます。
血糖値を低下させて脂肪燃焼をサポートしてくれ、中性脂肪の減少、コレステロール値を調整して生活習慣病の予防にも役立ちます。

さらに抗菌効果が高いシナモンは抗酸化作用、ウイルス対策にも期待が出来ます。

本格的な寒さが到来するこの季節、血流を促して手足の冷えの改善、風邪対策として温かい紅茶にプラスして芯から温まるおすすめのティーです。
温めた赤ワインにオレンジとシナモンスティックを添えたホットワインも温まりますね。

注：シナモンに含まれるクマリンは長期服用で肝障害の恐れがあります。
妊娠中、授乳中、乳幼児の飲用はお控え下さい。また長期間、及び大量摂取もお控え下さい。

おすすめのブレンド

アップルピール、紅茶

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子