Herb Tea

2016年1月

緑茶

緑茶

英名:Green tea/学名:Camellia sinensis(L.)kuntze
使用部位:葉部/科名:ツバキ科
主要成分:カフェイン、カテキン、
アミノ酸(テアニン)、ビタミン類、サポニン他

二十四節季の大寒の頃(1月20日頃~2月3日)は一年で最も寒い季節です。寒さと乾燥でウイルスや風邪も流行しやすい上、季節の変わり目でもあり、そろそろ「花粉症」のケアも気になりだす季節となります。

緑茶は渋みと苦みと旨みを併せ持ち、私たちの健康によい影響を与える成分が含まれています。
ポリフェノールの一種のカテキンは渋み成分です。
とても酸化しやすいカテキンですが、製造過程で酸化酵素の働きを抑制する緑茶には、紅茶や中国茶に比べてより多くのカテキンが含まれます。(紅茶や中国茶のカテキンは酸化重合物となり、テアフラビンなどに変化します。オレンジ~紅色の着色になります。)
カテキンには殺菌作用と抗酸化作用があり、ウイルス撃退、血中コレステロール値の低下、体脂肪低下、ボケ防止、口臭・虫歯予防など様々に効果的です。

緑茶にはビタミンCも含まれているため、カテキンでウイルスを撃退し、ビタミンCで免疫力を高める。風邪の季節には最も相応しいteaというわけです。
お鼻ムズムズ…花粉症の症状も、爽やかな緑茶の香りがスッキリと緩和してくれます。

天現寺カフェのオリジナルティー「テ モスカテル」は緑茶をベースにブレンドしています。

おすすめのブレンド

ペパーミント

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

今月のハーブティーに戻る