Herb Tea

2015年11月

エキナセア

エキナセア

英名:Echinacea/学名:Echinacea purprea
使用部位:地上部、根部/科名:キク科
主要成分:多糖類、アルキルアミド、精油他

北アメリカ原産のキク科の多年草。免疫強化のメディカルハーブとして有名です。
古くからアメリカの先住民インディアンに、万能薬として毒蛇の咬み傷や伝染病の治療など様々な用途に用いられてきたエキナセア。「インディアンハーブ」とも呼ばれています。
近年になりドイツで作用の有効性や安全性の科学的根拠が証明されてからは、医療現場やサプリメントとしての需要も高まっています。

含有成分の多糖類が白血球の一種であるマクロファージの活動を活性化し、炎症時に働くインターフェロンの産出を促進することが報告されています。
免疫力が増強されると、風邪やインフルエンザなどにかかりにくくなるだけでなく、ストレスにも負けないカラダ作りにも効果があります。

ハーブティーとして飲む他、チンキ剤として摂取することもおすすめです。手軽で濃縮されています。
作り方は簡単です。エキナセアのドライハーブをアルコール度数の高いウォッカやホワイトリカーに2週間~1か月間漬け込み、コーヒーフィルターなどで濾すだけです。
保存容器に入れて冷暗所で約1年保存が可能です。
お湯や温めた牛乳、お好みのティーなどに数滴垂らして飲用したり、水で薄めてオーラルケア、ガーグルに。入浴や足湯にしてもいいですね。

風邪対策のひとつにおすすめです。

おすすめのブレンド

エキナセア、ペパーミント

ティーブレンダー・JAMHAハーバルプラクティショナー
平井麗子

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